WebGL が切り開く Web の未来
- そして WebGL はどこへ向かうのか -
前説
前説
時は遡り……このスライドを書き始めた頃。
前説
時は遡り……このスライドを書き始めた頃。
「3DCG Meetup は初参加だしな!」
前説
時は遡り……このスライドを書き始めた頃
「3DCG Meetup は初参加だしな!」
前回の Meetup で登壇された西田さん(@knockknockjp)が公開してくれている、WebGL をテーマにしたスライドでも見てみるか……
めっちゃいいスライド!
めっちゃいいスライド!
マジメで緻密で、カッコいい!
めっちゃいいスライド!
マジメで緻密で、カッコいい!
細部にまで踏み込んでいてスゲエ!
俺が話すこともう何も無いwww
俺が話すこともう何も無いwww
この感想を抱いたのはガチです!!
しかし気を取り直して……
しかし気を取り直して……
私だからこそ語れることってなんだろうか――ということを考えてみました。
しかし気を取り直して……
私だからこそ語れることってなんだろうか――ということを考えてみました。
ここから doxas 氏の脳内では過去を振り返る旅が始まりました……
しかし気を取り直して……
私だからこそ語れることってなんだろうか――ということを考えてみました。
ここから doxas 氏の脳内では過去を振り返る旅が始まりました……
そう……あれはどれくらい前のことだったか――
doxas 氏と WebGL の出会い
doxas 氏と WebGL の出会い
wgld.org の一番最初のエントリを見てみると、どうやら 2012 年の 2 月頃から書いているので、2012 年のはじめ位から WebGL を勉強し始めたようでした。
doxas 氏と WebGL の出会い
wgld.org の一番最初のエントリを見てみると、どうやら 2012 年の 2 月頃から書いているので、2012 年のはじめ位から WebGL を勉強し始めたようでした。
当時は 3D 全般についていまいちよくわかっていなかったうえに、javascript の理解もほぼなくてプロトタイプチェーンとかなんやねんと思っていました。
doxas 氏と WebGL の出会い
wgld.org の一番最初のエントリを見てみると、どうやら 2012 年の 2 月頃から書いているので、2012 年のはじめ位から WebGL を勉強し始めたようでした。
当時は 3D 全般についていまいちよくわかっていなかったうえに、javascript の理解もほぼなくてプロトタイプチェーンとかなんやねんと思っていました。
ちなみにこのころは Excel VBA がちょっと書けたくらいで、フロントエンドもサーバーサイドも全然わかってませんでしたw
doxas 氏の恥ずかしい過去
doxas 氏の恥ずかしい過去
「javascript とかいまいちわかんないけどこの WebGL とかいうやつすげえな」
doxas 氏の恥ずかしい過去
「javascript とかいまいちわかんないけどこの WebGL とかいうやつすげえな」
※ActionScript で書かれた Flash の 3D 表現を WebGL と絶賛勘違い中
doxas 氏の恥ずかしい過去
「javascript とかいまいちわかんないけどこの WebGL とかいうやつすげえな」
※ActionScript で書かれた Flash の 3D 表現を WebGL と絶賛勘違い中
「これからは Web だ! きっとそういう時代が来る!」……と、Flash と WebGL を勘違いしたまま燃える。
そして doxas 氏の戦いが始まる
そして doxas 氏の戦いが始まる
Flash3D と WebGL ってまったく違うものらしいことを知る。
そして doxas 氏の戦いが始まる
Flash3D と WebGL ってまったく違うものらしいことを知る。
行列処理をスクラッチで書かないといけないことに絶望する。
そして doxas 氏の戦いが始まる
Flash3D と WebGL ってまったく違うものらしいことを知る。
行列処理をスクラッチで書かないといけないことに絶望する。
気を取り直して 3D の基本から勉強し始める。
そして doxas 氏は思った
そして doxas 氏は思った
日本語の情報がなさすぎる!
そして doxas 氏は思った
日本語の情報がなさすぎる!
今から WebGL の日本語解説サイトを作ったら俺勝ち組みじゃね!!!
そして doxas 氏は思った
日本語の情報がなさすぎる!
今から WebGL の日本語解説サイトを作ったら俺勝ち組みじゃね!!!
そして勉強というインプットと、サイト運営というアウトプット。この二つを両立しながら現在に至ります。
ということで本日のテーマ
ということで本日のテーマ
WebGL が切り開く Web の未来ということで本日のテーマ
WebGL が切り開く Web の未来まずは今現時点で WebGL がどこまでやれるのかを知ろう!
ということで本日のテーマ
WebGL が切り開く Web の未来まずは今現時点で WebGL がどこまでやれるのかを知ろう!
かつて私が体験した「WebGL スゲエ!」を皆さんにも体験してほしいです。
ということで本日のテーマ
WebGL が切り開く Web の未来そして WebGL がどこへ向かっていくのか、考えてみます。
ということで本日のテーマ
WebGL が切り開く Web の未来そして WebGL がどこへ向かっていくのか、考えてみます。
このスライドを見終わったとき、かつての私のように WebGL に少しでもいいから興味を持ってもらえるように、お話ししていけたらなと思います。
現状の WebGL の立ち位置
現状の WebGL の立ち位置
iOS でいよいよ WebGL が解禁となり、ますます注目度が上がっているところ。
現状の WebGL の立ち位置
iOS でいよいよ WebGL が解禁となり、ますます注目度が上がっているところ。
まさに旬!
現状の WebGL の立ち位置
しかしまだまだ一般的な認知度は低い状況。
現状の WebGL の立ち位置
しかしまだまだ一般的な認知度は低い状況。
単純に利用されているケースの絶対数が少ない。
現状の WebGL の立ち位置
しかしまだまだ一般的な認知度は低い状況。
単純に利用されているケースの絶対数が少ない。
ただし海外では、企業が WebGL を採用したプロモーションを行っている例も増えてきている。
ゲームとしての WebGL の活用例
ゲームとしての WebGL の活用例
ブラウザさえ搭載されていれば実行することができる WebGL。今後はゲーム分野でも利用される頻度が高まってくると思われます。
ゲームとしての WebGL の活用例
ブラウザさえ搭載されていれば実行することができる WebGL。今後はゲーム分野でも利用される頻度が高まってくると思われます。
ゲームそのものが WebGL で実装されている場合と、実際のゲームと同じように 3D を用いることで訴求効果を高めている場合とがある。
WebGL の開発とオンラインツール
WebGL の開発とオンラインツール
ブラウザさえ実装されていれば、どこでもコーディングやモデリングなどが行える環境が今後は整ってくるかも。
WebGL の開発とオンラインツール
Verold :: Interactive 3D for the Open Web
無料でアカウントを作成してオンラインでいろいろできる。Blender、ZBrush のプラグインが提供されている。
WebGL の開発とオンラインツール
Clara.io: Online 3D Modeling, 3D Rendering, Free 3D Models
こちらはかなり高機能。自作プラグイン、SDK の提供などもされており、ネイティブアプリ並の実装をしようとしているらしい。もちろん WebGL によるオンラインプレビューも提供されている。
WebGL の開発とオンラインツール
貴重な日本の 3D 作品投稿サイト。オンラインビューアのほか、プリレンダリングされた画像などを閲覧できる。もちろん完全無料で使えて、定期的に作品投稿イベントなども開催されている。
こうしてあらためて見てみると
こうしてあらためて見てみると
いろいろなシーンで、本格的に利用され始めており PC 環境に関していえばほぼ実運用が可能なレベルになってきている。
こうしてあらためて見てみると
いろいろなシーンで、本格的に利用され始めており PC 環境に関していえばほぼ実運用が可能なレベルになってきている。
数年のうちにはハードウェアの制約がさらに小さくなり、ゲームやプロモーションに積極的に WebGL を使っていけるようになる。つまり習得するなら……
こうしてあらためて見てみると
いろいろなシーンで、本格的に利用され始めており PC 環境に関していえばほぼ実運用が可能なレベルになってきている。
数年のうちにはハードウェアの制約がさらに小さくなり、ゲームやプロモーションに積極的に WebGL を使っていけるようになる。つまり習得するなら……
今がチャンス!!
WebGL の学習コスト
WebGL の学習コスト
正直な話、習得はそれなりに大変です。
WebGL の学習コスト
正直な話、習得はそれなりに大変です。
スクラッチで WebGL を書くとなると、当然のように 3D の基本を押さえておかないといけなくなり、かなり学習コストが高いです。
WebGL の学習コスト
正直な話、習得はそれなりに大変です。
スクラッチで WebGL を書くとなると、当然のように 3D の基本を押さえておかないといけなくなり、かなり学習コストが高いです。
てっとり早く WebGL を利用するならライブラリを駆使するべき。
WebGL の学習コスト
正直な話、習得はそれなりに大変です。
スクラッチで WebGL を書くとなると、当然のように 3D の基本を押さえておかないといけなくなり、かなり学習コストが高いです。
てっとり早く WebGL を利用するならライブラリを駆使するべき。
よそでたくさん紹介されているのでライブラリについては割愛
しかし本格的に WebGL 案件をこなすなら
しかし本格的に WebGL 案件をこなすなら
他の現場の多くがそうであるように役割分担を明確にすることが一番いいのかなと個人的には思います。
しかし本格的に WebGL 案件をこなすなら
他の現場の多くがそうであるように役割分担を明確にすることが一番いいのかなと個人的には思います。
モデリングからコーディングからすべてやるとなるとかなり大変なので、誰かを人柱にして WebGL を習得させるのが一番でしょうw
要は程度の問題
要は程度の問題
本当に 3D 全開のスーパークオリティでやるなら、ネイティブでそれをやるのと同じ程度のスキルが必要。
要は程度の問題
本当に 3D 全開のスーパークオリティでやるなら、ネイティブでそれをやるのと同じ程度のスキルが必要。
良く言えば「ネイティブ並のことがウェブで可能」になるのであり、悪く言えば「クオリティを求めるなら片手間で出来るレベルじゃない」ということでもある。
それでも WebGL は素晴らしい
それでも WebGL は素晴らしい
OpenGL や DirectX を利用したネイティブアプリを作るには、まず基本的な UI を組むための基礎的なプログラミングスキルが必要だったり、開発環境の構築にそれなりに時間を吸われたりする。
それでも WebGL は素晴らしい
OpenGL や DirectX を利用したネイティブアプリを作るには、まず基本的な UI を組むための基礎的なプログラミングスキルが必要だったり、開発環境の構築にそれなりに時間を吸われたりする。
プログラムの実行には都度コンパイルが必要だし、修正パッチをユーザーにダウンロードさせるなどの手間もかかる。
それでも WebGL は素晴らしい
WebGL はその点、ブラウザですぐに実行できるのでリリースや開発のサイクルは早い。開発環境もテキストエディタとブラウザがあればそれで OK という手軽さがある。
それでも WebGL は素晴らしい
WebGL はその点、ブラウザですぐに実行できるのでリリースや開発のサイクルは早い。開発環境もテキストエディタとブラウザがあればそれで OK という手軽さがある。
ちゃちゃっと修正してブラウザでページをリロードすれば、それだけで動作確認ができる。これは他ではなかなか見られない WebGL に特有の手軽さ。
まだまだある WebGL のメリット
まだまだある WebGL のメリット
WebGL のメリットはその手軽さだけじゃないのです。
まだまだある WebGL のメリット
WebGL のメリットはその手軽さだけじゃないのです。
ここからは、それらにフォーカスを当てながら WebGL と Web のこれからについて考えてみます。
一歩上行くプレゼンテーション
一歩上行くプレゼンテーション
従来の写真や映像による視覚効果のその先。三次元だからこそできるインタラクティブプレビュー。
一歩上行くプレゼンテーション
従来の写真や映像による視覚効果のその先。三次元だからこそできるインタラクティブプレビュー。
一歩上行くプレゼンテーション
Amazon あたりはいずれ取り入れてきそうな気がしてる。
オリジナルブランド商品の 3D ビューによるプレビュー機能や、三次元でリアルに表現する「なか見検索」なんかは比較的簡単に WebGL で実装できてしまいそう。
2D だってもちろん高速に
2D だってもちろん高速に
二次元でキャラクターを高品位に描く Live2D が先日 WebGL に対応。より高速に。
2D だってもちろん高速に
今までモバイル端末のブラウジングでは閲覧が難しかった、高負荷なウェブコンテンツもちょっとした工夫で十分動くようになっていく。
現状はまだ厳しい部分が多いですけど……
シェーダで二次元エフェクト
シェーダで二次元エフェクト
WebGL とシェーダを駆使すれば多彩なエフェクトが実装できる。
シェーダで二次元エフェクト
映像データのように大きな容量のファイルを用意することなく、リッチな演出効果を生み出すことができる WebGL とシェーダの存在は、今後ますます大きくなっていくと予想。
動画を流すタイプのスクリーンセーバーより、プロシージャルに映像を作れるタイプのスクリーンセーバーのほうがストレージを圧迫しないのと同じで、工夫次第で WebGL はストレージを節約できる場合がある。
高度な 3D 技術を駆使したデモシーンも
高度な 3D 技術を駆使したデモシーンも
映像と音楽が融合した新たな感動も WebGL と WebAudio が切り開く。
高度な 3D 技術を駆使したデモシーンも
映像と音とが見事にシンクロして初めて完成するデモシーン。
WebAudio や WebRTC など次世代の Web 技術と連携できるのも WebGL の強み。
より臨場感のある世界に入り込める
より臨場感のある世界に入り込める
WebGL なら手軽に没入感の高い疑似体験をユーザーに提供できる。
より臨場感のある世界に入り込める
WebGL なら手軽に没入感の高い疑似体験をユーザーに提供できる。
より臨場感のある世界に入り込める
本格的な VR 機器だけでなく、より手軽なハコスコなどでも不動産物件の中を徘徊している気持ちになれたり、するのかもしれない。
WebGL ならリアルタイム中継で疑似旅行体験なんかもいずれはできそうな気がする。
エンターテイメントだけじゃない
エンターテイメントだけじゃない
専用のソフトがなくてもブラウザだけあれば様々なデータを可視化できる。
エンターテイメントだけじゃない
専用のソフトがなくてもブラウザだけあれば様々なデータを可視化できる。
エンターテイメントだけじゃない
専門医がいない地区でも、データをオンラインでやり取りしながら専門医にアドバイスをもらい、より高品位な医療が行えるようになったりするのかもしれない。
もちろん医療だけでなく建築やあらゆる製造業にも同じような応用ができる。
というように……
というように……
本当に様々な分野に応用のきく技術である WebGL。
というように……
本当に様々な分野に応用のきく技術である WebGL。
やはりブラウザで一様に同じコンテンツを配信できるメリットは非常に大きい。今後ハードウェア性能が向上するにつけ、より安定して広く応用できる技術になっていく。
というように……
コンパイル、ダウンロードといった従来のソフトウェア提供ルートとは一線を画する機動力。
というように……
コンパイル、ダウンロードといった従来のソフトウェア提供ルートとは一線を画する機動力。
その他の HTML5 関連技術との親和性の高さも、やはり可能性を感じさせる。
というように……
コンパイル、ダウンロードといった従来のソフトウェア提供ルートとは一線を画する機動力。
その他の HTML5 関連技術との親和性の高さも、やはり可能性を感じさせる。
いろいろ応用すれば可能性は無限大!
一方で WebGL が抱える課題も多い
一方で WebGL が抱える課題も多い
iOS が対応したことでモバイルと WebGL の距離は大きく縮まった。しかし実際にどの程度動作するのかという点では、まだまだ厳しい部分も。
一方で WebGL が抱える課題も多い
iOS が対応したことでモバイルと WebGL の距離は大きく縮まった。しかし実際にどの程度動作するのかという点では、まだまだ厳しい部分も。
Android では機種にもよるがデフォルトブラウザでは動かないケースのほうが多い。
一方で WebGL が抱える課題も多い
iOS が対応したことでモバイルと WebGL の距離は大きく縮まった。しかし実際にどの程度動作するのかという点では、まだまだ厳しい部分も。
Android では機種にもよるがデフォルトブラウザでは動かないケースのほうが多い。
速度、メモリ消費、バッテリー消耗、などなど、現実は実案件としては採用しにくいネガティブ要素が多い。
PC の 3D シーンに限定して考えてみても?
PC の 3D シーンに限定して考えてみても?
どうしても WebGL は OpenGL などと比較して数世代前の技術を使うことになるため、既に過去の物となった技術を利用しなければならない。
PC の 3D シーンに限定して考えてみても?
どうしても WebGL は OpenGL などと比較して数世代前の技術を使うことになるため、既に過去の物となった技術を利用しなければならない。
ソフトウェアのダウンロードやインストールは確かに不要だが、結局はページを開くたびに巨大なリソースをダウンロードさせることになってしまうというジレンマ。
WebGL とどう向き合っていけばいいのか
WebGL とどう向き合っていけばいいのか
WebGL の将来性に光を見出し今後確実に自分にとってそのスキルがプラスになると思うのなら。
WebGL とどう向き合っていけばいいのか
WebGL の将来性に光を見出し今後確実に自分にとってそのスキルがプラスになると思うのなら。
それならいっそのこと、3D プログラミングを基礎からしっかり勉強したほうがいい。始めるなら、WebGL 案件が本格化する前の今が最適。
WebGL とどう向き合っていけばいいのか
Unity や UE4、あるいはライブラリやフレームワークを活用するというのも一つの手。
WebGL とどう向き合っていけばいいのか
Unity や UE4、あるいはライブラリやフレームワークを活用するというのも一つの手。
ただし、jQuery を深く理解するために javascript の基本を知るべきなのと同じで、ツールやライブラリの手を借りるとしてもある程度レベルの高いコンテンツを作りたいなら 3D の知識はあったほうがいい。
WebGL を無駄に寝かしてはいけない
WebGL を無駄に寝かしてはいけない
これはあくまでも一個人の意見ですが……
WebGL を無駄に寝かしてはいけない
これはあくまでも一個人の意見ですが……
WebGL デベロッパーが成長しなければ、Web における 3D 表現の未来も無いと思っています。
WebGL を無駄に寝かしてはいけない
これはあくまでも一個人の意見ですが……
WebGL デベロッパーが成長しなければ、Web における 3D 表現の未来も無いと思っています。
どれほど優れたテクノロジーも、はやり利用されることがなければ廃れていってしまう。
WebGL を無駄に寝かしてはいけない
これはあくまでも一個人の意見ですが……
WebGL デベロッパーが成長しなければ、Web における 3D 表現の未来も無いと思っています。
どれほど優れたテクノロジーも、はやり利用されることがなければ廃れていってしまう。
だからこそ……
3D プログラミングのプロになる必要はない
3D プログラミングのプロになる必要はない
3D は確かに難しくて、習得するのも大変です。しかし自分がどこまでできるようになりたいのかを明確にして、それに合った技術を正しく選別することができれば、選択肢はたくさんあります。
3D プログラミングのプロになる必要はない
3D は確かに難しくて、習得するのも大変です。しかし自分がどこまでできるようになりたいのかを明確にして、それに合った技術を正しく選別することができれば、選択肢はたくさんあります。
ツールやライブラリ、フレームワークを使う前提でもいいのです。せっかく Web で気軽に実行できる WebGL というフィールドがあるのだから、ぜひ挑戦してみてください。
それぞれの WebGL との向き合い方
それぞれの WebGL との向き合い方
もし今現在 javascript を中心に扱うフロントエンドエンジニアなら……
それぞれの WebGL との向き合い方
もし今現在 javascript を中心に扱うフロントエンドエンジニアなら……
ちょっと大変かもしれないけど、3D の基礎をしっかり学ぶ。もしくは利用するライブラリを限定して、まずはそのライブラリ単体での使い方に絞って集中して習得する。
それぞれの WebGL との向き合い方
もし今現在 javascript を中心に扱うフロントエンドエンジニアなら……
ちょっと大変かもしれないけど、3D の基礎をしっかり学ぶ。もしくは利用するライブラリを限定して、まずはそのライブラリ単体での使い方に絞って集中して習得する。
大事なのはまず動かすこと。理解は後からついてくる!
それぞれの WebGL との向き合い方
もともと 3D の知識のあるネイティブアプリの開発者なら……
それぞれの WebGL との向き合い方
もともと 3D の知識のあるネイティブアプリの開発者なら……
少し時代遅れな実装にはなってしまうものの、ブラウザを利用してオンラインで、それこそ世界中に向けて今まで培った技術を存分に発信できます。
それぞれの WebGL との向き合い方
もともと 3D の知識のあるネイティブアプリの開発者なら……
少し時代遅れな実装にはなってしまうものの、ブラウザを利用してオンラインで、それこそ世界中に向けて今まで培った技術を存分に発信できます。
また、高い 3D の知識は必ず需要が高まるので、javascript を簡単に触ってみることも無駄にはならないのではないかと思います。
それぞれの WebGL との向き合い方
モデリングを中心に活躍してきた方であれば……
それぞれの WebGL との向き合い方
モデリングを中心に活躍してきた方であれば……
市場が拡大していくと思うので、既存の資産も含めて活躍の場が広がってくると思います。
それぞれの WebGL との向き合い方
モデリングを中心に活躍してきた方であれば……
市場が拡大していくと思うので、既存の資産も含めて活躍の場が広がってくると思います。
シェーダプログラミング、Unity や UE4 などの予備知識を持っておくと、さらに活躍できるのではないでしょうか。
WebGL や 3D 技術の扇動者たち
WebGL や 3D 技術の扇動者たち
自分がどんなことをやりたいのか、それを明確にするためにも各方面で活躍している人たちに注目してみましょう。
WebGL や 3D 技術の扇動者たち
自分がどんなことをやりたいのか、それを明確にするためにも各方面で活躍している人たちに注目してみましょう。
ここからは、WebGL 関連技術の習得や情報収集に役立つと思われる方々を独断と偏見でご紹介していきます。※敬称略
WebGL 対応ライブラリ系
WebGL にも対応している CreateJS。
CreateJS のことなら野中さんが一番じゃないかなと思います。
サイトではその他にもためになる数学の話などがたくさん掲載されています。
WebGL 対応ライブラリ系
Flash の分野では知らない人はいないんじゃないでしょうか。
最近では Away3D など、WebGL に関連する情報も積極的に扱われています。
WebGL 対応ライブラリ系
WebGL 用に限らず、物理演算用ライブラリなどを幅広く活用しており、実際に動くサンプルを多数発信されてます。そのチャレンジ精神にはいつも脱帽させらます。
cx20 さんの jsdo.it は一見の価値があります。
Unity・UE4・Oculus Rift
Unity におけるカスタムシェーダ実装など、とにかく参考になる技術を惜しみなく発信してくれています。
単純にカスタムシェーダに興味のある方にもおすすめ。
Unity・UE4・Oculus Rift
最近は Unity ネタを頻繁に発信してくれています。
Qiita には膨大な情報があり、Unity 以外の情報もきっと役に立つものがあると思います。
Unity・UE4・Oculus Rift
最近は WebGL にも興味をお持ちらしくて、今後は Oculus Rift と WebGL の融合コンテンツなんかも発信してくださるのではと勝手に期待しております。
Unity・UE4・Oculus Rift
いろいろ幅広く扱ってらっしゃって、特にオフラインイベントなんかでも実際に自前の機器を持ち込んでデモを提供されたりしているみたいです。
近くに住んでる方がうらやましいですな。
Unity・UE4・Oculus Rift
純粋なコーディングだけでなく、目で見て、手で触れて、実際に五感で楽しめるようなものを多く作ってらっしゃってます。
私はこういうのまったくできないので本当にすごいなあと思います。
3D・レイトレ・デモシーン・その他の Web 技術
WebGL のデモや最新情報を Twitter で配信してくれています。
ご自身も WebGL 製のゲームなどを開発されていますね。
3D・レイトレ・デモシーン・その他の Web 技術
CG クリエイターで Blender のスクールなども開催されているらしいです。
お話のスケールも大きくてすごいです。
3D・レイトレ・デモシーン・その他の Web 技術
日本で唯一のデモパーティー、TokyoDemoFest のメインオーガナイザー。
デモシーンに関することももちろんそうですが、WebGL へデモプログラムなどを移植して公開してくれたりもしています。
3D・レイトレ・デモシーン・その他の Web 技術
WebAudio や WebMIDIAPI などに関する広い知識をお持ちです。
WebGL も組み合わせた面白い取り組みに期待!
と、いろいろ見てきましたが……
と、いろいろ見てきましたが……
WebGL に興味を持つことができたでしょうか。
と、いろいろ見てきましたが……
WebGL に興味を持つことができたでしょうか。
実際には、かなり難しいこともたくさんあるとは思いますが、今後 WebGL の需要は高まっていくと思います。少しでも興味がわいたなら、方法はいろいろあります。なにかひとつ、これを機会に挑戦してみてほしいです。
最後にちょっとだけ宣伝
最後にちょっとだけ宣伝
11月の末日までの募集期間で、GLSL という WebGL とセットで使われるシェーダプログラミングのイベントを開催しています。
最後にちょっとだけ宣伝
11月の末日までの募集期間で、GLSL という WebGL とセットで使われるシェーダプログラミングのイベントを開催しています。
オンラインエディタ搭載で、簡単に参加できますのでよろしければご参加ください。
最後にちょっとだけ宣伝
また、近日中に、WebGL を基礎から学べるスクールを始めようと思っています。
WebGL のことなら
Twitter やメールでなんでもお気軽にどうぞ~
ありがとうございました。